今から2、3年前のこと。
4年間の大学生活後半を過ごしていた私は、幾度かボードゲームをする機会に恵まれました。それが、このブログを始めたきっかけです。
とはいえ、毎週のようにボドゲをプレーしていたわけではありません。入っていたサークルで暇つぶしと交流のために何回か遊ぶ機会があったこと、友人と数回遊んだこと、学内のイベントで少しゲームに参加したことぐらいです。
それでも、楽しかった。
「ito」や「ナンジャモンジャ」、トランプ、ジグソーパズルといったメジャー(?)なものから、「コヨーテ」や「The Game」などのマイナー(?)なものまで、少ない日数でしたが色々遊びました。
ついには、一人でボードゲームカフェに行きました。一度きりでしたが……(笑)。その時に遊んだのは「シェフィ」という羊のカードゲームと、色々な形のブロックを長方形にぴったり敷き詰めるパズル、そして、途中で投げ出してしまった、サバイバルRPGのようなカードゲームの3つ。すべてボドゲ素人の私に店員さんが紹介してくれたものでした。しかし……、正直、非常につまらなかったのです。ゲームや店員さんに文句を言っているわけではありません。苦戦しながら長時間かけて一人でルールを理解し、黙って淡々とゲームを展開し、少しずつ要領をつかみ、一区切りを迎える。ソロで行うこの流れが私には虚しく感じられたのか、しょんぼりして帰宅したのを覚えています。単純に、ゲームが合わなかっただけかもしれませんが^^。「やっぱり、誰かと遊ぶ方が自分は好きなのかな?」と少し思いました。
そんなちょっぴり苦い思い出もありましたが、1年前に大学を卒業してから、私はたびたび「あの時間楽しかったなぁ」と、ゲームに参加していた時のことを思い返していました。
ただ、1年前の時点で、ボドゲを楽しむ場所を作ろうとは考えていませんでした。在学中就職活動をしていなかった私は、その後1年間、完全な無職で一人暮らしをしていました。たまに重い腰を上げてESを出し、面接を受けに行っては落ち、残りの大半はぼんやりと退屈な時間を過ごす、そういう日々でした。でも、なかなか受からなかったから落ち込んでいたというわけではありません。いつか詳しく書くかもしれませんが、もともと中高生あたりから“こじらせ男子”だった私には、「せっかくだし遊ぼう」とか、「将来のために何か建設的なことをしよう」という元気はなかったのです……(笑)。ましてや、仲間を集めて遊ぶなんてことは……^^。……。
ボードゲームギルド(仮称)を作りたいと思ったのは、わりと最近のことです。4月から社会人になり、時の重さやお金の重さを一層実感したせいもあったのかもしれません。実際、月並みですが、プロローグが終わり人生の本番が始まったという感じが本当にしました。「20代でいられるのはあと7年もない。あっという間。どうせなら若いうちに勢いに任せて、やりたいことはさっさとやってみたい。」そう思ったのかもしれません。
以上が、このブログができるまでのざっくりとした経緯です。
当分は、ギルド(仮)創設の手段と、個人の趣味ブログとして、このサイトを活用していきたいと思います。
これから「つくりたい場所」に関する現時点の構想や、更なる自己紹介などを掲載する予定ですので、ご興味があれば読んでみてください^^
みち・みちる
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